創業大正5年のカメヤ時計店は奈良県御所市の時計・宝石・メガネ・補聴器の販売・修理のお店です。
2022年10月4日
老眼は筋肉の衰えも原因の一つです
老眼
老眼鏡
聞くだけで拒絶してしまう・・・
なんて方も多いのではないでしょうか?
「私、老眼ではないです」
「母は80歳ですが老眼鏡ではありません」
という方がいらっしゃいます。
そんなことはないはずなのですが・・・
私も50代バッチリ老眼です。
老眼になぜなるのかご存知ですか?
目のピントを合わせる役目をしている「水晶体」が目の中にはあります。
この水晶体が膨らんだり、しぼんだりして近くにピントを合わせたり、遠くにピントを合わせたりしています。
カメラではレンズに当たる部分です。
この水晶体を膨らませたりしているのが、横についている「毛様体筋」です。
その名の通り、筋肉です。
この筋肉の動きが衰えてきて老眼になります。
年を重ねると、体の筋肉が衰えるのと同じで、目の筋肉も衰えてきます。
その筋肉の動きを補うのが、老眼鏡のメガネなんです。
また、水晶体内は水晶体細胞で作られています。
体内で生産されますが外に排出する機能がないので
水晶体内に、蓄積されて水晶体が少し大きくなるそうです。
それにも限界があるので、密集して圧力がかかり、
水晶体が固くなります。
これも老眼になる原因の一つです。
そして水晶体が濁ったり、硬くなると白内障になります。
出来れば、かけたくない老眼鏡ですが目に変化が現れると素直に頼った方が、楽に見えますし肩や目頭に力が入らず、疲れも軽減されます。
老眼鏡は40代からかけ始める方が多いです。
自分が疲れる、見えにくいと思ったらすぐにかけて下さいね。
無理は禁物です。メガネをかけたら、悪くなるという説も間違いですよ。
年を重ねてるけど、老眼ではないと人には何らかの理由があります。
◎もともと近視だったことを知らない
◎見えてるは人それぞれ違います。本人が見えていると言えば、たとえぼやけていても字を読んだりすることができれば、老眼ではないと思っている。
◎近くを見る必要があまりない
など「見えている」というのは人それぞれの感覚なので、お仕事をしたり、スマホや新聞を見たりあまり必要のない方は、不自由を感じなければ「見えている」になったりするのです。
楽に見えて、サッとかけていたら老眼のイメージも変わるのではないでしょうか?
老眼は「悪」だなんて思わないでくださいね。
新聞を遠ざけて見たり、眉間にしわが寄ったりしていないか周りの人にチェックしてもらいましょう。これが一番老眼っぽいしぐさなんですって。以前子供や若者への「おじいちゃん、おばあちゃんのしぐさは?」というアンケート結果で読んだことがあります。よく見てるのですね。
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