2023年12月3日

あなたは補聴器を誰から買いますか?

あなたは補聴器を誰から買いますか?

年齢をかさねると、耳が聞こえにくいという方が増えてきます。

私も、子供達に比べると、ずいぶん聞こえにくいのかな?と感じることがあります。

難聴の中で比較的多い加齢性難聴とは、音を電気信号に変える内耳の感覚細胞が年齢により減少していくために生じる難聴のことです。

当店のお客様もこのタイプの方が多くいらっしゃいます。



高齢者の皆さんも、補聴器についてたくさんの情報をお持ちです。

例えば、

✅ 友達がこれがよく聞こえると言っていた

✅ ピーピー鳴ってうるさいらしい

✅ 新聞に載っていたあの集音器がいいらしい

✅ 補聴器は、安くても高くても聞こえは同じらしいよ

✅ 補聴器を買ったけど、〇〇さん着けてないらしいよ

✅ あのお店で、安く買ったよ

✅ 子供が買ってきてくれたけど、あかんからつけてないわ

✅などなど、たくさんの情報収集をされています

✅ 正しい情報も、間違った情報も、その方の感想もお持ちです

そして、私は、高額な補聴器をどこで購入するかが問題だと思っています。

高齢者の方が、補聴器を購入する場合に、私が大切だと思っていることを紹介します。

 多くの方が、補聴器はつけるとすぐによく聞こえると誤解されています。人間の耳はそんな単純なものではありません。テレビのボリュームのように、音の上げ下げだけでは不快な聞こえ方になる繊細な道具です。ストレスになるような補聴器は誰もつけたくないですよね。信頼できる認定補聴器技能者がいるお店で、いつでも連絡を取って調整をしてもらえるお店をお勧めします。

行きやすい場所にあるお店かどうか

 お店が遠いと、だんだんと行く回数が減って、ちょっとした調整も「まあ、いいか」となり我慢するようになります。そうなると補聴器を使わなくなってしまいます。子供さんが両親に補聴器をプレゼントされる場合にも注意が必要だと思います。

売りっぱなしのお店には注意

 どこかの催事で購入したと、いうのが一番困るパターンです。「補聴器のことわかってない人が売ってる」ということをよく聞きます。購入しただけで、聞こえるものならもっと普及してるはず。どこに持っていったら、相談できるかどうかわからないという「補聴器難民」の方が増えています。なぜなら、今の補聴器はデジタル補聴器がほとんどで、パソコンに接続して専用のソフトで調整します。取り扱いがない補聴器は専用ソフトがないので、当店でも調節することができません。

当店の補聴器担当は、認定補聴器技能者のともやさんです。

ともやさんが、補聴器難民のお客様が来店されて困っている話を聞いて、これらのことをよく言っています。

同じ補聴器を販売していて、「どうしてかな」と心を痛めています。

補聴器を購入するときは、きちんと相談できるお店でお求め下さい。いつでも相談に行ける、いつでも専門のスタッフがいるお店がいいと思います。

うちの父も、両耳に補聴器つけてます🦻😃最初は、少しずつ慣れていくことが大切です。

ご相談くださいね。