2021年05月13日

メガネレンズの種類

メガネレンズの種類
メガネレンズにはいろいろな種類があります。
カメヤではたくさんのレンズの中からお客様のライフスタイルに合わせ適切なレンズを
ご提案させていただいています。

ガラスレンズ

長所・・・透明度が高い 傷がつきにくい 変色しない 強度の方は薄く仕上げることができる

短所・・・重い 割れやすい レンズカラーの種類が限られる ふちのないフレームやナイロールフレームには使えない

プラスティックレンズ

長所・・・軽い 割れにくい すべてのフレームに対応 レンズカラーバリエーションが豊富

短所・・・傷がつきやすい 透明度は経過年数により変色がある

レンズの設計

単焦点レンズとは

「単焦点レンズ」は近視・乱視・遠視・近く用(老眼)のメガネレンズで用いられ、「両面レンズ」「非球面レンズ」「両面非球面レンズ」に分けることができます。

球面レンズは昔からある最もポピュラーなレンズで非球面レンズは、球面レンズよりも薄く度数の強い方におすすめです。両面非球面レンズはさらに薄くなり、

度数の強い方の場合は、レンズ周辺部(外側)のゆがみが少なく度数が強いことを感じさせない自然な見た目になります。

累進レンズとは

遠近両用レンズ、中近両用レンズ、近々両用レンズなどのことを言います。これらは、1つのレンズの中に近くも中間も遠くも見えるように、連続して

度数が変化していきます。見た目もレンズに境目がなく、他人から見た時も普通のレンズと見た目の違いはありません。

遠近両用レンズとは

遠近両用レンズは、遠方・中間・近方のすべての距離が見えるように緩やかに度数が変わる境目のないレンズです。

遠くから近くまで見えるのでかけ変えるわずらわしさがないメガネです。レンズの設計は上部で遠くを見て下に行くほど近くの距離が見えるように

作られています。しかし下記の図を見て頂くとお分かりいただけると思いますが、遠くを見るのが一番広く作られています。

これは近くが見づらくなるというわけではなく、目の動きに沿って作った構造になっています。人は遠くを見る時ほどよく目を動かし

近くを見る時はさほど大きく動かさないので、このような設計になっています。しかし長い間近くを見続ける場合(30分以上)は、近く専用の

メガネをかけて頂くことをお勧めしています。

 

中近両用レンズとは

中近両用レンズは、室内メガネに適しています。手元から中間距離(3∼4m)までが良く見えるように作られています。

遠近両用メガネよりも手元が見える範囲が広く見えるように設計されています。そのため、パソコンやデスクワーク、おうちメガネとて

とても最適です。遠近両用メガネでは室内やパソコンを見る時、遠くを見るための度数が強すぎる場合があり目を疲れさせてしまう

原因にもなります。遠方よりも室内を見ることを重視した中近両用メガネをかけることで負担を感じずに快適に過ごすことができます。

当店ではお客様のお仕事スタイルをお聞きし、テストレンズなどで見え方を比べて選んで頂けます。

 

近々両用レンズとは

中近両用レンズよりもさらに近くを見るのに特化したレンズです。老眼鏡のように30cmの所にピントが合うように作られているのではなく

30cmから机の上全体1mぐらいまでの範囲が見やすいメガネです。デスクワークや長時間のパソコンなどにおすすめです。

カラーレンズ

最近ではたくさん機能を持ったカラーレンズができています。

当店では、HOYA社のレンズを主に扱っています。HOYA社の商品名でカラーレンズの種類をご紹介します。

 

レイガードレンズ

Ray Guard 435(レイガード435)は眼に有害と言われている紫外線をほぼ100%カットするレンズです。

さらには可視光短波長光(ブルーライト)を軽減することにより、まぶしさやチラツキを軽減、コントラストの低下を抑えます。

普段、蛍光灯やテレビなどの光が眩しいと感じている方にはおすすめのレンズです。

レンズにはカラーがついています。4色の中からお選びください。

 

キャリアカラーレンズ

可視光短波長光(ブルーライト)を抑える 色の明暗がよくわかる
見ることを楽しむカラーレンズ

日常の中に降り注ぐ可視光短波長光(ブルーライト)はまぶしさやチラツキの原因のひとつとも言われています。

キャリアカラーは、まぶしさやチラツキ、可視光短波長光(ブルーライト)を抑える眼にやさしい機能レンズです。

光はいろな方向に乱反射をしています。その乱反射を押さえて、コントラストを上げて見やすくするというレンズです。

私は、ピンクカラーを選んでかけています。お一人お一人、見やすいと感じる色が違うので実際にお店でかけて見比べて

下さい。

  

レチネックスレンズ

レチネックスは、まぶしさのもととなる眼球内で散乱が多い短波長光をカットし、まぶしさの防止はもちろん、

コントラスト効果を高めるなど、まぶしさに敏感な方に適している遮光レンズです。全21色のバリエーションから

眼の状況や見え方のレベルに合わせてお選びください。このレンズは主に眼科からの処方箋で購入される方がほとんどです。

             

レンズを装着しない場合                         RETINEXレンズを装用した場合

315nm以下の紫外線は角膜で吸収されます。           有害と言われている紫外線から、角膜や、水晶体を守ります。

315nm〜380nmの紫外線は水晶体で吸収されます。

 

調光レンズ

「サングラスを持ち運ぶのは荷物になる」「メガネとサングラスをかけ変えるのはめんどう」

「まぶしいからサングラスをかけたいけどメガネもかけてるし…」

そんな場合は「調光レンズ」がおすすめです。調光レンズは1つで2役のメガネです。

無色レンズ時々サングラスというとっても便利なレンズです。気温と紫外線量に反応して普通の無色のメガネが

屋外に出るとカラーレンズのサングラスになります。もちろん室内では無色の普通のメガネです。

これで出かける時に「サングラス忘れた!」ということもありません。

 同じメガネが、室内では普通の無色レンズ、屋外ではカラーレンズに変ります

 7色のカラーバリエーションがあります

調光レンズの紹介動画はこちら

偏光レンズ

とにかくまぶしい照り返しの反射や強いギラツキ間には、偏光レンズのサングラスがおすすめです。

普通のカラーレンズで強力な光や眩しさをカットしようと思うとかなり濃い色カラーレンズをかけないと

まぶしさは抑えられません。しかし偏光レンズはまぶしさの原因となる乱反射しているある一定方向の光をカットする

優れものなので、薄めの色でもしっかりと目をまぶしさから守ってくれます。

乱反射している一定方向の光をカットするので、釣りの時に水面をクリアに見せてくれる、運転時に対向車の人が見やすい、

フロントガラスに映るダッシュボードの映り込みを軽減する、ゴルフの芝目が読みやすいなどの特徴があります。

釣り、ドライブ、アウトドア、ウインタースポーツ、海、ゴルフなどに最適です。まぶしさを防ぐことで体の疲れも違います。

   ガラスに映った反射をカットして見やすくなります

      

偏光レンズの紹介動画はこちら