創業大正5年のカメヤ時計店は奈良県御所市の時計・宝石・メガネ・補聴器の販売・修理のお店です。
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2023年08月7日
白内障術後はいつ頃メガネを作ったらいいの?
白内障の手術をされた後のメガネについて、時々ご質問があります。
「どれぐらい経ってから、メガネの度数を合わせたらいいですか?」
白内障の手術をしたからといって、ほとんどの方が、メガネが不要になるわけではありません。
新しく入っている眼内レンズの種類にもよりますが、
ほとんどの方が、単焦点のレンズを入れているので
ピントの合う焦点が決められています。
眼科医の先生との相談で、
遠くが見やすいように、眼内レンズを入れる
新聞が見やすいように、眼内レンズを入れる
など、手術前の説明などで決まるようです。
中には、遠近両用の眼内レンズを入れる場合もあります。
ほとんどの方の場合、単焦点の人工眼内レンズを入れるので、手術後もメガネが必要です。
では、そのメガネをいつ頃に作ったら良いのでしょうか?
眼科医の先生にもよりますが、2〜3ヶ月後にメガネを作成すると、言われる先生が多いようです。
ただ、仕事をされている方、趣味などで、メガネがないと困ると言う方は、当店の考え方として、早めにメガネを作られても良いと思っています。見えにくいのを我慢して、眉間や目に力を入れてみている方が、よっぽど目にはよくないと考えているからです。術後、1週間から10日ほどでメガネを造られる方も実際増えてきています。
2〜3ヶ月の間に、度数が変わる可能性は十分にあります。
個人差があり、なんとも言えません。
3ヶ月も、メガネなしで仕事ができない、不自由だ、運転もできない、と言う方は意外と多く
ご相談に来られた方には、視力測定をして説明した上で、メガネをお作りしています。
メガネに関するお困りごとは、なんでもお気軽にご相談くださいね。
2023年02月3日
白内障の手術をするとメガネは必要ないの?
目の病気「白内障」
目の中の水晶体が濁ってくる病気です。
視力が落ちて、見えにくくなってくるので白内障の手術をして、人工眼内レンズを入れます。
最近は、1泊入院や日帰り手術、両眼とも同じ時期に手術をしたりすることができます。
手術をする人も多く、年齢を重ねると白内障になる方が多くなるようです。
手術は、度数の入った人工眼内レンズを入れます。
本来私たちの目の眼内レンズは、見たいものに合わせてしぼんだり、膨らんだりしてピントを調整する機能を持っています。しかし、人工眼内レンズは一定の度数のものを入れるのでピント調節はできません。
白内障の手術をするとなんでも良く見えると、勘違いしている方がいらっしゃいますが、見たいものによってピントを合わす機能がないので手術後もメガネが必要になります。
例えば、近くが見えるように合わせた人工眼内レンズを入れると、遠くは見えづらくなります。
この場合は、遠くを見るためのメガネが必要になります。
これは眼科医の説明をよく聞いて、相談をしてくださいね。
コツは、自分がどんな生活を送っているのか、何をしている時間が長いのかなどをまとめて、きちんと伝えることが大切だと思います。
最近は、遠近両用の人工眼内レンズもあります。
一度目の中に入れると、なかなか取り出すことができないので、よく相談して決められたら良いと思います。そして、見えない時にはメガネに頼ることも、楽に見るコツの1つだと思います。
白内障の術後は、約3ヶ月間ほどのちにメガネの処方をしてくれる眼科が多いようです。
今までと目の見方の状態が変わるので、よく相談してメガネを作ることをお勧めします。
処方箋をお持ちいただいてもメガネをお作りすることができます。
ご相談くださいね。